アウトドアに持っていきたいもの。 休みの食べもの Vol.8
ブーム到来が世の中より2周遅いとよくいわれる私ですが、最近はアウトドアにハマっています。
というのも、目の前に火の焚ける場所がある家に引っ越したものでして、休日はお手軽なプチアウトドアを楽しんだりしているわけです。
というわけで、休みの日にいろいろ試してみる企画「休みのたべもの」。今回はアウトドアに使えそうなアイテムを集めて使ってみました。
この日集めたのは4つのアイテム。
上から順に
・THE Cooking Paper・カトラリーハサミ
・CHOPLATE 260mm
・ワープ オープナー
この布陣でやっていきましょう。
今回の登場人物
清水(筆者):アウトドアを最近始めたデザイナー |
小井沼:アウトドアに詳しいデザイナー |
大倉:アウトドアにそんなに詳しくない営業 |
アウトドアこそCHOPLATE
まずは、当店でも既に大人気のCHOPLATE。
樹脂製で軽量なのに、見た目には陶器のような質感。ナイフで切ったりしても、刃の跡が目立ちにくいデザインが施されています。
アウトドアの食器はやっぱり樹脂が便利だけど、カラフルだったりしてちょっと不満だったのよね。 |
ホーローも割れたり、熱くなりやすかったり意外と使いづらいんだよ |
家でも便利に使っているけど、やっぱりCHOPLATEはいい。安っぽくないよね。 |
26cmというサイズも包容力があっていい。これ自体を地べたにおいてトレイみたいにしても良いかもね |
もはや必須。カトラリーハサミ
アイデアあふれるキッチン用品を生み出す"EAトCO"から、アウトドアに都合のいい、とっても軽量、コンパクトなキッチンバサミです。
なんと携帯に便利なケースも付いていますから、まんまと今回の我々のようなアウトドア層がターゲットにされていると言っても過言ではないでしょう。
切って直接鍋に入れちゃうような使い方がいい |
アスパラってキッチンバサミで切られるためにこうなったんじゃないかというくらい、都合いい形してるよね |
焼いたお肉をそのままグリルの上で切り分けたり。
みんなで分けるものが多く、まな板を広げるのが億劫なアウトドアでは、キッチンバサミはほぼ必須アイテムと言ってもいいかもしれない。
そして軽さを重視する派としては、やはりこのサイズがいいんです。
携帯しやすいサイズとはいえ、もちろんお家でもどうぞ。
包丁とまな板を出すのが面倒だからといって、葉物野菜とかパプリカくらいなら手で引きちぎったりそのままかじったりしている皆様におすすめです。最近の私がそうです。
かわいい。ワープ オープナー
見ての通り、うにょうにょした形の栓抜きです。
なぜなのかは知らないが、アウトドアでは栓抜きを使うようなビールを飲みたくなるので今回選びました。
なんかカタチ的に握ってたくなる気持ちよさあるな〜。栓抜きだけど、あんまり鋭い部分もないし |
僕はこの形が好きですよ。ポストモダン的なかわいさがある |
ここでいうポストモダンとは、80,90年代あたりに顕著な派手〜な色や形を使ったデザインのことです。
ちなみに栓をあけるだけでなく、指の入りづらいプルタブに差し込んで浮かせるって使い方もできますよ。
あと、いい感じにポケットに挿しておけるんですよ、アウトドアって色んなものをぽいぽいポケットに入れがちで、いざという時に「どこいった?」ってなるから、定位置ができるのは地味に嬉しいポイント |
あっジッパーにぶら下げておくとか。開け締めしやすくなった |
怒られますよ |
安心でタフ。THE Cooking Paper
これはただのキッチンペーパーではない。今回のアウトドアにおいて最も頭角を表したかもしれないのがこれ。
不織布で破れにくく超タフ。それでいて優れた吸水性。布のふきんとペーパータオルのいいところを取ったような優れものなのです。
ポケットから出してさっと水気拭くのとかにいい。一回使ってすぐ捨てるってのも、アウトドアだと逆に面倒なんだよね。何回か使える強さと、汚れたら捨てる気軽さがいい |
アウトドアだと手が汚れることが多いから、手を洗ったあとにハンカチ的に使って、汚れたら取り換えられるのもいいね。盲点だったな |
使ったお皿とか調理器具を、とりあえず持って帰るために汚れを拭ける。 |
胸ポケットに入れといたら便利 |
高貴だな〜 |
ティッシュのように箱入りだから、風で飛んでいったり汚れることも防げます。
目を引く黄色のボックスも、なんだかんだでモノがあちこちに散らかりがちなアウトドアでは地味に嬉しいところ。
箱が荷物としてかさばるとお考えのストイックな皆様には、中身を出してジップロックに移しちゃうのもおすすめです。
ちなみにですがこのペーパー、「煮物の落し蓋」としてもおすすめ。凹凸のあるごろごろ煮物でも表面に馴染み、よく味を回らせてくれます。
しかも「樹脂系接着剤を一切使わず、素材は100%天然由来繊維」なんですって。だから長時間煮立てまくっても安心なんです。
ということで、今回の「休みのたべもの」は食べ物というより製品レビュー的な感じになりましたが、実際に使ってみるとなかなか驚く発見がいろいろありました。
僕は寒い時期のアウトドアこそ、焚き火の有り難さが感じられると思っている冬キャン原理主義者です。皆様もこれからの季節に、いかがでしょうか。
今回登場したアイテムたち
色々試してます。「休みの食べもの」バックナンバー
サンデーグラスで遊ぼう。休みの食べもの Vol.7連休は料理もお休みです。休みの食べもの Vol.6
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