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お祝いや贈り物、熨斗には何を書く?【知っておきたい大人のマナー #1】

お祝いや贈り物、熨斗には何を書く?【知っておきたい大人のマナー #1】

年齢を重ねると仕事のお付き合いがあったり、結婚式にお呼ばれしたりて、少しずつ「マナー」や「礼儀」が必要となる場がふえてきたなと感じます。

服装や振る舞いについてたくさん調べて準備をしている私ですが、いつか自然とスマートな振る舞いができる女性を目指して日々勉強中。

今回から新たに始まる連載「知っておきたい大人のマナー」は、スマートな大人になるために知っておきたい基本的なマナーを学ぶ、私のノートのようなコラム。

「これで大丈夫なの?」「こんな時ってどうするべき?」と思った際に役立てくださいね。

贈り物につける「熨斗」の選び方

年末、お正月の集まりのために両親とお歳暮を買いに行きました。

その時にふと目についたのが熨斗(のし)。お客様から熨斗についてのご相談をいただくこともよくあるのです。

なかなか使う機会のない「熨斗」ですが、熨斗を使うときって目上の方への贈り物やかしこまった場が多いので、失敗は避けたいところ。

今回はそんな熨斗の基本的なマナーについて学びます!

熨斗で押さえるべき4つのポイント

熨斗は下記の4点で構成されています。

(1)熨斗…長寿を祈る縁起物とされる「鮑(あわび)のし」が始まり。末永く続くようなお祝いごとに添えます。弔事の場合は熨斗がない、水引だけの「掛け紙」を使用しましょう。

(2)表書き…のし紙の上段に書くもの。贈り物の目的を示します。

(3)水引…のし紙の中央にある紐。結び方や紐の本数などに意味を持ちます。

(4)名入れ…のし紙の下段に書くもの。贈り主の名前を書きます。

そもそも「熨斗」って、右上の飾りの名前なんですね。

最近では贈り物用のかわいいラッピングも多いですが、目上の方への贈り物やフォーマルな場でのお祝いには熨斗をつけた方がベターです。

水引の選び方

父が水引づくりに夢中になっていた時期があったので、水引についてはちょっと勉強していました。実際に作ってみるのも楽しいですよ!

水引は5本が基本とされており、結び方は大きく「蝶々結び」と「結びきり」のふたつ。ただ「かわいい!」と思っていたそれぞれの形にも、きちんと意味がありました。

蝶々結び」は何度も解いて結びなおせる形。なので出産祝いお中元お歳暮など「何度あってもおめでたい!」というときに使います。お引越し祝いも蝶々結びがふさわしいそうです。

反対に「結びきり」は1度結ぶと解くのが難しい形なので、1度きりが望ましいとされるときに。結婚祝い引き出物お見舞い弔事に用います。

最近は水引アートが目を惹くお祝儀袋もたくさん販売してありますよね。

ちなみにCRAFT STOREの水引は、結びきりは長寿や幸福の意味が込められた「梅結び」。「蝶々結び」は紅白でご用意しております。どちらもシンプルで可愛らしいデザインなので、贈り物をさりげなく華やかにしてくれます。

表書きと名前を書くときの「そういえば」

熨斗の上に書く「表書き」。ここには贈る目的が入りますが、「何を書くのが正解なのか…?」となった方のために、表を準備しました。ぜひご参考までに。

そして熨斗の下に贈る側の名前を書きます。名前はフルネームで書くのが原則ですが、目下の方への進物や引き出物は名字だけで構いません。

連名で書く際には男性は右女性は左に。団体やグループなどで上司や部下のような立場がある場合は、高い人を右から順に書きましょう。ない場合は50音順に並べます。

熨斗の名前にアルファベットを含むときは、縦書きなのでなるべくカタカナで。アルファベットも可能ですが、相手が読みやすい書き方をするものポイントです。

熨斗の文字書きはペンにも気をつけなければいけないことはご存知でしたか?いざ「書くぞ!」となったとき、ふと気になる方も多いのではないでしょうか。

実は熨斗のにボールペンや万年筆を使うのはNG。毛筆筆ペンで書きましょう。どうしても筆が使えない……というときのサインペンはセーフだそうです。

また墨の濃さにも要注意。濃墨ではっきり書くのは結婚などのお祝い、薄い墨で書くのは弔事の時とされています。

内のしと外のしはどう使い分ける?

お客様からいただくご相談の中で多いのが、内のしと外のしの使い分けについて。

厳密な使い分けはありませんが、のしが見えることで贈り主がわかるため、結婚や出産のお祝いなど、お祝いが多くの人から贈られる場面は「外のし」がいいとされています。

内祝いや郵送で贈り物を届けるなど、受け取った際にわかる場合は「内のし」です。

CRAFT STOREの熨斗

もちろんCRAFT STOREのラッピングでも、熨斗をお選びいただけます。贈り物として1番人気の商品「eni」も対応しています。

もともとオリジナルの熨斗がついていますが、内のしをご選択の場合は贈り物用の熨斗に、麻ひもは水引に変えてご用意します。

eniのギフトボックスに紅白の水引が映えて、箱を開く前からお祝いの気持ちが伝わりますよ。


ちょっと長くなってしまいましたが、今回はこのへんで。

このコラムでは「〇〇について知りたい!」「〇〇は知っておきたかった!」などのリクエストも、問い合わせフォームよりお待ちしております。

ぜひ読者のみなさまと一緒に、スマートな大人を目指していけたら嬉しいです。

CRAFT STOREのラッピングについてはこちらから

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