三条特殊鋳工所

三条特殊鋳工所が開発した、”世界一軽い鋳物ホーロー鍋”「UNILLOY（ユニロイ）」。「重くて使いづらい」を技術力で解消した、次世代のホーロー鍋は、世界中で高い評価を受けています。

三条特殊鋳工所三条特殊鋳工所が開発した、”世界一軽い鋳物ホーロー鍋”「UNILLOY（ユニロイ）」。「重くて使いづらい」を技術力で解消した、次世代のホーロー鍋は、世界中で高い評価を受けています。サムネイル画像の説明

時を超えてよみがえる、鋳物技術がここに。

江戸時代の和釘づくりから発展し、

鍛冶（金属を鍛錬して製品を製造する）職人の技術が培われてきた新潟県・燕三条。

地域の文化を受け継ぎ、1961年4月に三条市・大崎で三条特殊鋳工所は創業した。

三条特殊鋳工所は鉄にマグネシウムやカルシウムなどを

添加して強度を増した「ダクタイル鋳鉄」の加工を得意としている。

強度と精密さが求められる工業部品を40年にわたって作り続け、

日本のものづくりを支えてきた。

アウトドアに見つけたヒント

当時の鋳物づくりでは値段は重さで決められており、

軽量で扱いやすいモノの価値が認知されていませんでした。

「このままでは、技術向上への意識や文化が薄れていってしまう。」

という危機感を募らせていた。

そんな頃、アウトドアブランドから極薄鋳造鍋の製造を委託され、

薄く、軽く、しかも丈夫で壊れにくいという高い要望をクリアした。

この機械によって揺るぎない自信と進むべき道のヒントを手に入れることができ、

今日の三条特殊鋳工所の自社製品企画・開発につながっている。

世界一。社員へ宣言した「挑戦」

SSC-20cm全体

「下請けの会社が自社商品をやろうとすることは、乗り越えなくてはならない壁だと思う。

新しいことをやろうとした人がみんな途中でやめてしまうのはできないうちにやめてしまうからで、もうすぐそこがゴールだったかもしれないのに我慢できずにやめてしまう。

それが失敗したということだと思っているので、私はできるまでやる。非常に大変なことだけど、できるまでやりますと社員へ宣言して始めたんです。」

シリーズの紹介

今回そんな「三条特殊鋳工所」が展開する商品でCRAFTが取り上げたシリーズは、「UNILLOY」と「SSC」。

「UNILLOY」の最大の特徴は、鋳物ホーロー鍋利用者を驚かせるその軽さ。

一度でもホーロー鍋を使ったことがある方なら、持った瞬間その軽さに驚くこと間違いなし。”世界一軽い”鋳物ホーロー鍋です。

ユニロイキャセロール（20cm）
ユニロイキャセロール（24cm 浅型）

※その他サイズバリエーションあり

「SSC」の一番の特徴は、使い勝手の良さ。

抜群の熱伝導の良さやコンパクトさもとても魅力的。

FCD鋳鉄という素材を極限まで薄く加工したことにより、重量は従来品の約半分に。

片手でも楽々扱えてしまいます。

鋳物フライパン（20cm）

※その他サイズバリエーションあり

世界中に、感動の料理体験を。

ユニロイ20cm 蓋

ライフスタイルにフィットする理想的な軽さと、

スマートさを持つ日本の鋳物ホーロー鍋は、ヨーロッパやアメリカなど世界中のプロフェッショナルの驚きと注目を集めている。

これからも挑戦をつづけながら、世界中に感動の料理体験を届けていく

三条特殊鋳工所と彼らが生み出す製品がとても楽しみだ。