ハンガーにかけるだけ!珪藻土の力で除湿ができる『DRYING TUBE』を試してみました
珪藻土で服を守る?
じめじめした梅雨そして汗や熱気のこもる真夏日。とにかく気温が暑い上に湿度まで高くて外はまるで天然のサウナ状態。
脱いだ服をそのままクローゼットにしまって、お洋服にカビが生えたらなんてショックですよね。特にオーダーメイドスーツや背伸びして買ったお気に入りのお洋服たちは、丁寧に扱って長く大事にしたいもの。
湿度の高い日本ならではの悩みに向き合う伝統技術といえば、左官技術から生まれた『珪藻土』です。
左官で用いられる”珪藻土”の吸湿性を日常のアイテムにまで浸透させたブランドが『soil』。風呂上り、足裏の水気を吸い取ってくれる珪藻土バスマットは珪藻土アイテムの代表格です。
珪藻土は海や湖などに生息していた植物性プランクトン類が堆積物となり形成された地層から採取されます。
調湿性と吸水性に優れ、呼吸する素材として注目されています。
soil/BATH MAT(30cm)の詳細を見るそんなSoilのものづくりへのこだわりが生む新たな珪藻土アイテム『DRYING TUBE(ドライングチューブ)』は使う人の想いに答えるために作られたアイテム。
湿気や汗が気になる季節に このDRYING TUBE(ドライングチューブ)はハンガーにお洋服と一緒にかけておくだけ。
今回CRAFT STOREでは、神宮前(東京都)にお店を構えるオーダーメイドスーツと洋服のお直しを専門に取り扱う『Fenice closet(フェニーチェクローゼット)』店長・関 杏介さんにSoilの新商品『DRYING TUBE(ドライングチューブ)』を実際にお試しいただきました。
使ってみた感想はもちろんのこと、スーツの寿命や気になるお手入れ方法についてもお話を伺っていきます。
服を仕立てるのはもちろんのこと保管方法までサポート
日頃たくさんのスーツやお洋服と向き合う中で、誰よりもお手入れ方法や収納保管に関してこだわりが強いのではないかなと思い今回インタビューをご依頼したのですが、関さんがスーツや洋服のお手入れで日頃から気を付けていることを教えてください。
関さん:
「スーツは1日着たら3日は休ませるようにしています。毎日同じものを着ているとどうしてもくたびれてしまったり生地にテカリがでてしまうので……。
クリーニングの頻度は冬場ならワンシーズンに一度。夏場は月に一度か二度が目安です。ビジネスマンだとスーツの数は、休ませて着れる枚数を予め持っている方が多いです。スーツを休ませる時にはブラッシングをすることもスーツを長く着るためにおすすめしています。
また、クローゼットにかけるハンガーの数も大切です。クローゼットの収納ってたくさん収納できれば良いわけではありません。あまりにギュウギュウにつめて掛けるとカビの発生やシワにもなりやすいです。
自宅でもお店のディスプレイをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
ちょうどドライングチューブ幅くらいの隙間があると理想ですね。
ハンガーもお店では楠のハンガーを取り扱っています。DRYING TUBE(ドライングチューブ)と同様に湿気を吸ってくれる効果があるのと楠の香りが防虫効果があるといわれています。
最後にスーツの寿命ですが、お直ししながら長く着るのも、もちろん味がでて素敵ですしライフスタイルによって人それぞれです。ただ、スーツにテカリがでてきたら買い替えのサインだと思ってください。」
自宅のクローゼット、洋服同士にすきまを作るという発想は今までなかったので、帰ったら早速ハンガーの本数を見直さなくては……。クローゼットの収納方法の見直し、断捨離のタイミングですね。
日本の四季ある季節には最適な逸品
関さんには梅雨の時期にDRYING TUBE(ドライングチューブ)をお試しいただきました。
珪藻土アイテムってどちらかというと女性は知っているけれど男性からすると初耳だったりするのかなと思ったのですが、使ってみていかがでしたか?
「珪藻土バスマットは実家の風呂場にありますね!(笑)これバスマット?と思いながら使ったらたちまち水気が切れてビックリしたのを覚えています。
うちの店ではスーツの保管には楠のハンガーを薦めています。DRYING TUBE(ドライングチューブ)と同じように楠も湿気を取ってくれて日本の四季ある季節には最適ですね。
今回DRYING TUBE(ドライングチューブ)を試してみて、数日経つと初日と比べてやや重みを感じ「あ、湿気吸ってるんだ」と思いました。
ハンガーに掛けるだけというのは楽でいいし靴にも良さげですね。
ハンガーポール自体に数本かけて置くのもアリだなと思いました。洋服に隙間を持たせてあげる目安にもちょうどいい幅ですしね。」
まだCRAFT STOREでは取り扱いがないのですが、靴用のアイテムもあります!
靴用は炭と珪藻土が入っているので、臭い対策もでき一石二鳥のアイテムです。
DRYING TUBE(ドライングチューブ)をハンガーポール自体にかけてクローゼットに余白を持たせるというアイデアも素敵です!
今回はオーダーメイドスーツと洋服のお直しを専門に取り扱う『Fenice closet(フェニーチェクローゼット)』店長・関 杏介さんに湿気の多い日本だからこそ生まれた珪藻土アイテム『DRYING TUBE(ドライングチューブ)』をお試しいただきました。
そして、スーツをはじめとするお洋服を大切にしていく工夫もたくさんお伺いすることができました。
ファストファッションが多くなっている世の中で、洋服をお直しして着たりオーダーメイドで仕立てたりとこだわっている方ってとっても素敵ですね。
身に着ける、装うものを大切に、そして長く着るためにも
『DRYING TUBE(ドライングチューブ)』はクローゼットのお守りになることでしょう。
soil/DRYING TUBEの詳細を見る取材協力:
Fenice closet(フェニーチェクローゼット)
店長 関杏介さん
洋服のお直しからオーダーメイドスーツのご提案まで。
自分らしいスタイルに仕上げる縫製技術の高さ、ハイクラスな商品提案が支持されている知る人ぞ知る名店。
(4階の工房にはテトリス全国大会2位の職人がいるとか…)
〒 150-0001 東京都渋谷区神宮前3-31-20野津ビル2F
TEL:03-3408-3982
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