
松光山 輪花皿(ブルー / グレー / ホワイト / 紫)








歴史と想いと、丁寧な手しごと
歴史ある地としても知られる山口県萩市で、1976年からものづくりを続ける萩焼の窯元「松光山(しょうこうざん)」。土練りから成形、乾燥、素焼き、釉薬、本焼きまでの全工程を自社で手掛け、一つひとつ職人が丁寧に器を作っています。
「丁寧な仕事からいい器を。」という想いのもと、萩焼の伝統を引き継ぎ、現代の食卓で使いやすい器を生み出しています。
手にとってから見える、萩焼の美しさ
花が咲いたようにリム(ふち)が広がる松光山 輪花皿は、私が最近で最もじっくり眺めたお皿。というのも、お皿の模様や色づきが不思議で、ついつい見入ってしまうんです。
いちばんのポイントはやはり、萩焼の特徴でもある「貫入(かんにゅう)」。
貫入とは、原料の陶土と釉薬によって生まれる細かいヒビのような、繊細な模様のこと。焼成後の冷却時、陶土とそれに混ぜる釉薬によって生じるものです。
そしてこのひび模様に少しずつ色がつき、お皿の表情が変化していく「七化け」も楽しめます。本当に微量ずつですが、汁気が染み込んで使えば使うほど色味が変化します。
ながく使った人しか出会えないお皿の変化。個人的には萩焼を選ぶことの醍醐味だと思っています。
手づくりだからこそ生まれる、絶妙な不揃いさもお気に入り。1枚のときは気づかなかったのですが、重ねてみると微妙に縁の曲がり具合や高さが違うんです。機械ではなく職人の手で1枚ずつ丁寧に作られたことを感じられて、より大事に使いたくなりました。
釉薬によって生まれるグラデーションや、布のようにも感じる表面の模様にもぜひ注目してみてくださいね。
組み合わせて使いたい4サイズ×4カラー
松光山 輪花皿は5寸、6寸、7寸、8寸の4サイズ。1番小さい5寸の直径は15cmくらいで、女性の手くらいの大きさです。
約3cmごとのサイズなので、メイン料理やプレートごはんの盛り付けから、取皿まで揃えることができます。リムに少し高さがあるので、汁気のある料理にも。
カラーはブルー、グレー、ホワイト、紫の4色。柄や模様はありませんが、釉薬によって生まれたグラデーションや色の濃淡、光の当たり方による微妙な色味の変化など、単色と言うにはもったいないくらいの表情を見せてくれます。もちろん同じものはひとつとして生まれません。
渋めの和食が合うのかなと考えていたんですが、色鮮やかな料理にも合う!
萩焼ならではの貫入を楽しみたい方にはホワイトと紫、土や釉薬など素材の表情を楽しみたい方にはグレーとブルーがおすすめです。
※ひとつひとつ手作りのため、器の大きさや表情が多少異なります。ご理解頂きご注文頂きますようよろしくお願い致します。



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