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女性は誰もがマーケター。日本のものづくりは、世界のブランドになれる?[後編]

女性は誰もがマーケター。日本のものづくりは、世界のブランドになれる?[後編]


前後編でお送りしている「ナガエプリュス」鶴本晶子氏の独占インタビュー、後編。

インタビュアーはCRAFT STOREオーナーの井手康博。

本編では日本のものづくりが世界のブランドになる日を夢見て走る、2人が語り合います。

前編はこちら「大統領夫人への贈り物はどうして生まれたのか[前編]


女性の目と、これからのものづくり

井手:ナガエプリュスさんの今後の展開を教えてください!

鶴本さん:現代に生きる人々の生活を、日本のものづくりで輝かせるというのがナガエプリュスのコンセプトで、今は本社の高岡の技術を核にして、いろんな工場と協力、共同体制をとりながらブランドを作っていってるんですね。私のイメージでは、日本国内のあらゆる素晴らしい技術を持っている職人さんだったり、工場さんと共同していくことによって、プラットフォームブランドとなり、それを世界に向けてメイドインジャパンのブランドとして発展させていきたいと思っています。


井手:鶴本さん考えられる女性のキャリアというところで、今は結構女性に寄り添ったプロダクトを作られている印象がすごい強いんですけど、そこの女性としての働き方もそうですし、ライフスタイルについてはどう考えられてますか。

鶴本さん:箔の職人さんだったり、磨きの職人さんで女性の方もいらっしゃるんですね。繊細な手仕事っていうのは女性の得意とするもので、箔職人さんもほぼ女性だったりもします。

女性が毎日働いているなかで欲しいもの、メイドインジャパンでなおかつ便利だったり、気持ちが明るくなったり、生活を輝かせることができるって素晴らしいと思っていて。 女性は毎日の生活の中でマーケティングリサーチして生きているような生活自体に「こういうものがあったらいいな」とか「これがあったらもっと簡潔に物事が進むな、便利になるな」と。そしてそういうものを高岡の「美」で作っていきたいなと思っています。




鶴本さん:今も来年の新商品について色々な工場と組ませていただく話もしていて、そこにどんどん女性のプレーヤーが入ってきてくれるといいなと思っていて、そういう風になっていくんじゃないかと思っています。ものづくりと女性の感性というのはものすごく近いというか、相性がいいと思っています。


井手:僕も工場を見させていただく中でも、女性が多い工場ってやっぱりあるなっていうのは、すごい印象的でものづくりの現場の職人さんたちもそうですし、デザイナーも女性の方がやることで見え方もそうですし、構成自体も変わっていくのかなって。

メイドインジャパンで、地域も世界も輝かせたい


井手:鶴本さん自体、学生のときの夢っていうのはどのようなものを描いていたんですか?

鶴本さん:私は美術大学に通っていたんですけど、そういった美と密に関わっていて。現代美術に傾倒してしまい、将来は現代美術に関わる仕事をしたいと思っていました。海外まで見にいったり作家さんに会ったりということをやっていました。そのおかげで、東京とニューヨークを拠点に、海外を舞台にした現代美術の仕事に就くことができました。

井手:そしたら海外っていうのはブランドの展開としても考えられているんですか?

鶴本さん:そうですね。現在もニューヨークの一流ミュージアムや、パリのマレー地区の小売店、ロンドンのジュエリーショップ、ミラノのギャラリーといったところでは実際にTIN BREATHシリーズを扱っていただいておりまして、海外のマーケットが舞台になることで、日本のものづくりが発展していけるということは非常に重要なことだなと思います。



鶴本さん:そして今回のトランプ夫人のギフトに選んでいただいたっていうことも、海外に日本の技術を知っていただける機会になったのかなと。夫人につけていただくアクセサリーということで、「美」で技術を知ってもらえたというのは企業のコンセプトにもかなっていました。

私自身、常日頃から憧れのブランドとして「エルメス」がありまして、「エルメス」はあらゆる生活全般のアイテムから、今は家具まで作っています。そんなエルメスのようなブランドをメイドインジャパンで作りたいなと思っていまして。

井手:素晴らしいですねぇ笑


鶴本さん:私が鶴本という名前なので、裏の題目が「ツルメス」ということで、世界ツルメス計画というのを進めておりまして。笑

井手:それはすごく楽しみです!

鶴本さん:日本のものづくりで生活を輝かせるということを世界の皆さんに知っていただきたいというのと、それによって職人さんが増えてくださって、ものづくりがどんどん継承されていくというようなイメージをすごく持っています。


井手:そうですね、そこに女性も入っていってまた若い方々も増えたりとか。そういう循環が起こっていくといいですね。

鶴本さん:金属ってずっと溶かして使い続けられるものなんですね。サスティナブルっていうところもこれからブランドとして絶対的に考えていかなきゃならないところだと思ってまして、そうやってものづくりのコミュニティができて、雇用が増えるとか、地域がよくなるとかそういうことも含めて生活者の毎日を輝かせることができるとしたら非常に素晴らしいことなんじゃないかなと思ってます。


井手:楽しみにしてます。

最後に実際に「TIN BREATH」を使っていただく皆さまにメッセージをいただけますか?

鶴本さん:このアクセサリーは富山県高岡に引き継がれた仏具の歴史、越前の和紙のテクスチャー、そしてナガエプリュスの職人さんたちの知恵と経験が結晶になったものです。こうした日本のものづくりから生まれたプロダクトで、みなさまの生活を輝かせていただけたら嬉しいなと思っております。

前後編でお伝えした、ナガエプリュス鶴本晶子さんの独占インタビュー。

高岡の技術、職人さんとの信頼関係があってこそ生まれた逸品のストーリーを聞くことができました。

常にいいものを見つけ出す姿勢にハッとさせられ、迷いのない語りに士気が高まる。

日本のものづくりの可能性はまだまだ無限にあるぞ、そう感じることのできた時間でした。

鶴本さん、本当にありがとうございました!

ナガエプリュスからお知らせ

シーニュ


ナガエプリュスから、女性の毎日を輝かせる新アイテムが登場。

健康と美を引きだすツール「cygne(シーニュ)」、誕生です。

ヘアメイク・美容業界のトップアーティストの小田切ヒロさんが監修し、

気鋭の若手デザイナー松山祥樹さんがデザインを手がけました。

「健康と美は切り離せないんですよ」と鶴本さん。部位に合わせた4つの持ち方で、セルフケアすることで、

上半身のコリを緩和し、小顔へと導きます。


美容の道具に金属の加工技術。なかなかピンと来ないかもしれませんが、実は深い関係が。

今回は素材に”チタン”を採用。チタンは錆びることがなく、人工骨に使われるほど人体にやさしい金属で、

まいにち肌に触れても安心。しかし、加工がとても難しい素材なんです。

そこで日本の技と高岡の美が生きてくる。びっくりするほど体にフィットする緻密な設計も、高い技術力で形にしています。


一番人気のTIN BREATH 40mmはこちら

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