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錫のおちょこ(ぐい呑み)で日本酒を極上に

小さい頃、父が日本酒飲むときの、ぐい呑みにお酒を注ぐ姿。

注ぎにくい形をしている徳利から小さな器へとお酒が注がれる様は緊張感と美しさを感じ、

その様は神聖なものにさえ思え、子供ながらに憧れを抱いていました。

それから時間が経ち、お酒離れが騒がれている若い方たちの間でも日本酒は流行となり、

遠い海の向こうフランスでは日本酒を楽しむバーもできているほどです。

日本酒のある料亭風景

料理の味を邪魔することなく、むしろ料理の味を引き立てる日本酒は、ヘルシーなお酒として、健康志向の人々の多いフランスでも市民権を得始めています。

そして日本酒が脚光を浴びるにつれ、酒器の人気も上昇中。

食器を変えれば料理が変わるように、酒器を変えればお酒も変わります。

そろそろ小さな酒器に大きなこだわりを。

おちょことぐい呑みの違いを知っていますか

お猪口と徳利

ところで、「おちょこ」と「ぐい呑み」の違いは知っていますか?

どちらも日本酒を飲む際に使用する酒器ですが、意外とその二つの違いは知られていません。

おちょこという言葉は小さな器という意味の「猪口(ちょこ)」から来ています。

おちょこの特徴はぐい呑みに比べて小ぶりなサイズです。

徳利と合わせて使用した際に丁度いいサイズのものをおちょこと呼ぶことが多いです。

ぐい呑みの言葉の由来は諸説ありますが、「ぐいっと呑む」ことのできるサイズ感からこの名前がついたと言われています。

おちょこよりも少し大ぶりでぐいぐいと飲めるサイズ感のものを「ぐい呑み」と呼ぶことが多いです。

この二つには明確な基準があるわけではありません。

酒器をみておちょこだと思えばおちょこ、ぐい呑みだと思えばぐい呑みなのです。

この緩さとも、遊びとも言える基準には日本古来の独特な感性があります。

古来。錫は生活とともにあった。

錫のお猪口

そんなぐい呑みは陶器やガラス、金属など様々な素材で作られています。

もちろん陶器やガラスにも優れた部分がありますが、今回お勧めするのは、金属、その中でも錫で作られたぐい呑みです。

錆びや腐食に強い錫は古来より、神仏器具や酒器に使われてきました。

また高いイオン効果を持ち、「不純物を吸収し、水をまろやかにする」とも言われています。

錫は熱伝導率が高いため、冷蔵庫に入れればすぐに冷え、冷たいお酒を冷たいまま飲むことができるので、より一層美味しく飲むことが可能な素材。

またぐい呑みから伝わるお酒の冷たさは手の中で非常に心地よく、まさに五感で味わうことができるのです。

錫には金属独特の臭いもなく、陶器やガラスと違い割れてしまうことがないため、安心して使うことができます。

また長い時間を共にすると何とも言えない光沢を帯び、より一層愛着が湧きます。

鈍く光る表面。シンプルな形。手仕事が生む柔らかさ。

錫を型に流し込む作業風景

そして今この錫を使い酒器を作っている日本のメーカーがあります。

それが富山県高岡市で真摯にものづくりを行う、能作(のうさく)です。

能作は「より能(よ)い鋳物を、より能(よ)く作る」を信条に日常生活に伝統を落とし込んでいます。

能作のある高岡市は金属加工の町として400年以上の歴史を持っています。

この町の起こりは前田利長が商工業の町として「高岡」を作ったことから始まります。

当時から金属加工を生業とする家が多く、今でも綿々と受け継がれております。

そんな高岡でものづくりを行う能作。

能作の「ぐい呑み」で使用しているのはもちろん純度100%の錫です。

錫は非常に柔らかい金属であるため、機械で仕上げることができず、最後は職人の手によって一つ一つ生み出されています。

そんな能作のこだわりからでしょうか。このぐい呑みは持つと不思議と気持ちが落ち着きます。

冷たく感じることの多い金属素材ですが、錫という金属が持つやわらかさと、職人さんの手仕事によって生み出されたシンプルな形は冷たさを感じさせず、新鮮ながらもなぜか居心地のいいアンバランスさを持っています。

優れた食器としても使える

錫のお猪口に日本酒が入っている画像

そんな能作のぐい呑みですが、酒器以外にも使い方があります。

前菜などのお料理や、ゼリーや寒天など水菓子を盛り付けるお皿としてもお使い頂けます。

特別な日のお料理や、お友達を招いた時にこんな洒落た使い方はいかがでしょうか。

盛り付けたものを冷蔵庫にしまっておけば、保冷効果も持続。

食器として捉えれば使い方はいく通りもあり、可能性は広がります。

至福の時間に少しの豊かさを

能作のぐい呑

晩酌という言葉がある通り、日本において、お酒を飲むということは非常に大切にされてきました。

お酒を飲む時間というのはとてもリラックスすることのできる非常に大切な時間だと思います。

一日の疲れをお酒に溶かし、ゆったりとした時間を過ごすということは忙しいこの社会において、非常に贅沢な時間なのではないでしょうか。

そんな大切な時間に少しの豊かさをプレゼントしてくれる能作のぐい呑み。

普段のお酒がいつもより少し美味しく感じたならば、

それはこのぐい呑みのおかげです。

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