CRAET STORE体験型ストアのレポート
7月5日-11日、CRAFT STORE の実店舗イベント「コトで感じるモノの魅力」を開催しました。場所は三越伊勢丹・日本橋本店。たくさんの方にお立ち寄りいただきました。
CRAFTの実店舗は今回が初めて。ここではその時の様子と、実際にお客様とお話しする中で見えてきた「モノの魅力」をリポートします。
ストーリーと実体験でモノを選ぶ
イベント会場では、ブランドごとに歴史やこだわりを示したパネルでご紹介。
タブレットからは製造工程や職人技の動画を放映しました。商品がどんなストーリーを持っているのか、そこを知ることで手に取ってほしいという、CRAFTの思いを込めた会場です。
お客様から特に人気があったのは、体験ブース。
燕市の金属の加工技術が生んだ、「カパーザカトラリー」の『アイスクリームスプーン』。手の温もりを伝える銅のスプーンが、スーッと氷に刺さっていく感覚に、驚きの声が上がりました。リクエストの多かった、同シリーズの『バターナイフ』もこれからCRAFTで取り扱い予定なので、ぜひチェックしてみてください。
また、お客様と実際にお話しする中で、学ぶこともたくさんありました。例えば、福岡県で丁寧に作られた、「杉の木クラフト」の『うるしの弁当箱』。お客様からは「イメージする曲げわっぱのお弁当箱よりしっかりしている」「見た目から想像するより軽い」といった声が多く聞かれました。
繊細なイメージのある曲げわっぱですが、杉の木クラフトのお弁当箱は毎日使えるようにと丈夫な仕上がりに。それでいて、持ち運びがストレスにならない軽さを両立させているんです。お客様との会話の中から、アイテムの新しい魅力を発見することができました。
土日には、普段CRAFTが製作している動画や記事を、実体験としてお届けするイベントを実施。「錫光」の職人さんをお招きして、錫製品の装飾技法である「槌目」の実演をしていただきました。
ネットショッピングにだって愛着を
今回行った「コトで感じるモノの魅力」という実店舗は、手探りでの挑戦でした。モノの背景にあるストーリーに触れて、暮らしをちょっと良くするきっかけになれたら幸いです。
ネット上で実際に手に取ることができなくても、愛着を持ってお買い物をしていただきたい。日本のいいもので、暮らしに楽しみをプラスしたい。CRAFTはそんな想いで、これからも日本各地の逸品を紹介していきます。新しい試みにもどんどんチャレンジしてゆきますので、お楽しみに。
今回ご来店いただいた皆様、誠にありがとうございました。
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