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毎年話題になるボジョレーヌーボー | 正しい飲み方

ワイン好きじゃなくても聞いたことはある

赤ワイン 出典:https://unsplash.com/photos/IywM7AQTZcM

毎年寒くなってくる季節、話題になるワインの一種が「ボジョレーヌーボー」です。

テレビでも、スーパーでも、コンビニでも。いたるところで目にしますよね。

でも正直、ワインに明るくない人は、なんでこんなに騒ぐの?なんて思ったりしませんか。

実はボジョレーヌーボーは「美味しいから」飲むわけではないんです。

もしかしたら、なんとなくみんなが飲むから飲んでいる、って人もいるかもしれませんね。

ぜひこの機会に、なぜボジョレーヌーボーを飲むのか、なんでこんなに話題になるかを知ってから、

「本当の意味で」ボジョレーヌーボーを楽しみましょう。

「ボジョレーヌーボー」の意味

ブドウ畑の風景 出典:https://unsplash.com/photos/CD2rBd6aq90

まずはボジョレーヌーボーという名前の意味について、お話していきたいと思います。

ボジョレーとはフランスのブルゴーニュ地方にある、ボジョレー地区のことです。また、ヌーボーとは「Nouveau」と書き、フランス語で「新しい」という意味になります。

ざっくりいうと、ボジョレーと言う場所の新しいワインってことですね。

ではワインでいうところの、「新しい」とはどういうことなのでしょうか?

それは、その年収穫したブドウで作り、かつ熟成期間が6週間ととっても短いということです。

ワインはそもそも長期間熟成させることで、おいしくなるお酒。

そのワインをほぼ熟成期間無しにしたものが、ボジョレーヌーボーになります。

なぜ未完成品を飲むのか

ブドウのなっている様子 出典:https://unsplash.com/photos/g68Obe60VDg

ボジョレーヌーボーはほとんどノー熟成のワイン、つまり、未完成のワインということです。

ワイン本来の味と違うのは当然ですよね。

ですから、ワインを味わうために飲むわけではありません。

ボジョレーヌーボーを飲むのは、その年のブドウの出来を確かめるためなのです。

ブドウの出来、と聞いて頭にはてなが浮かんだ方も多いでしょう。

ワインづくりに関係のない人が、ブドウの出来を判断することはなかなか難しいですよね。

もともとボジョレーヌーボーは、ワインづくりに携わる人やワインの販売業者が飲むもの、ということは、

ここまで読んでくださった方には納得していただけると思います。

なんで日本ではお祭り騒ぎになるのか?

国旗と日本 出典:https://www.photo-ac.com

ワイン製造に関係のない人が飲んではいけない、なんてことはないのですが、海外ではあまり飲まれません。

これはボジョレーヌーボー本来の意味が残っていること、そして味が「特別おいしいわけではない」からだと考えられます。

当たり年もあれば、外れ年もあって、それはプロが判断すればいい、というのは言われてみれば当たり前のことですよね。

ではなぜ日本ではここまでお祭りのようになるのでしょうか。

みんなでワインを飲む 出典:https://unsplash.com/photos/JKMnm3CIncw

毎年のボジョレーヌーボーには「○年に一度のすばらしい出来」などというキャッチコピーが付けられ、値段もお手ごろ。

ですから、ワインに詳しくなくとも手を出しやすいワイン、ということになるのでしょう。

もちろん、元来はブドウ収穫のお祭りで飲むものであるわけだから、日本でお祭りしたってかまわないのですが、どういう意味で飲まれているのか、知っているのと知らないのでは、ちょっと違いますよね。

ぜひ、「ボジョレーヌーボーを飲む意味」を知ったうえで、楽しんでください。

ボジョレーヌーボーの作られ方

樽 出典:https://www.pexels.com/photo/alcohol-barrel-basement-beer-434311/

ボジョレーヌーボーは、熟成させないワイン、というお話は先ほどしましたが、実は作り方も他のワインとは少し違っています。

ボジョレーヌーボーの製造方法はその名も『マセラシオン・カルボニック』。

なんだかちょっとごついイメージがしますね。

通常の製造法の場合、ブドウを粉砕させますが、マセラシオン・カルボニック法ではブドウは粉砕せず、房のままタンクに投入します。

ブドウの重み自体で果汁がにじみ出て、発酵していくときに炭酸ガスが発生することから、炭酸ガス浸潤法とも言うようです。

この製造法によって、より渋みが少ないワインになります。

おいしい飲み方

赤ワイン 出典:https://www.pexels.com/photo/action-alcohol-art-beverage-391213/

ボジョレーヌーボーは、そのブドウの種類や製造法によって、渋み成分が他の赤ワインよりも少ないのが特徴です。

そのため、いつもの赤ワインよりも少し冷やしておくのがおすすめ。

赤ワインなのに、さっぱりとして飲みやすく感じられるでしょう。

特に、赤ワインが苦手な方や、渋みが嫌な方にボジョレーヌーボーは合うと思いますよ。

また、長期間にわたって飲むよりは、買ったらすぐに飲み切る方が良いです。時間がたつと、フレッシュさがなくなってしまうので、早めに消費してくださいね。

どんなグラスで飲もうか

グラスとワイン

では早速、ボジョレーヌーボーを飲んでみましょう。

どんなグラスで飲みますか?

もちろん、おうちにあるワイングラスでも構いません。

どちらかと言えば、小ぶりなワイングラスが合うでしょう。

ボジョレーヌーボーは、分類としては赤ワインですが、その中でも「軽い」ものです。そのため白ワイン用のものでOK。

ボジョレーヌーボーに関わらず、いろいろな種類に合う万能なワイングラスを一つ用意しておくと、便利かもしれませんね。

ボジョレーヌーボーを知って飲む

ワインを飲む女性 出典:https://www.pexels.com/photo/adult-beautiful-blur-close-up-374809/

いかがでしたか?

毎年日本でお祭りになる理由がわかっていただけたと思います。

これからボジョレーヌーボーを飲むよ、と言う人はぜひボジョレーヌーボーをきちんと知って、おいしく飲んでくださいね。

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