能作
風鈴
年間通して売れ続ける、能作の風鈴
日本では真冬だって、南半球に行けば真夏だ。どこかで夏は続いている。
風鈴を吊るして涼を楽しむ。暑さを逃れるために生まれた日本の文化は、外国人の間でもじわじわと認知されてきている。
訪日客で賑わう土産物屋では、季節を問わず売れ筋だそうだ。
実際、能作の風鈴も年間通して売れている主力商品。海外を行き来するとき、お土産としてとて強く支持されている。
でも、なぜ能作の風鈴が選ばれるんだろう。その秘密は、鋳物のメッカ・富山県の高岡で育まれた職人の技術。
そして、現代の生活にマッチするデザインセンスにある。

デザイナーとの関係をデザインする
古くから鋳造が盛んな富山県の高岡市。能作はその地で100年もの間、鋳物の技術を継承。
「より能(よ)い鋳物を、より能(よ)く作る」を信条に、外部のデザイナーとも協力して伝統と革新のものづくりを続けている。
「デザイナーと同じ目線、対等な関係で仕事をすべきだ」という考えに基づき、作り手とデザイナーがフラットに対話する。
持ち込まれたデザインが能作のテイストと合わなければ、商品化はしない。
大物若手を問わず、実力のあるデザイナーなら大歓迎という明快さと懐の深さ。ものづくりの本質を捉えた、能作の姿勢が現れています。

100年の技術から生まれる造形美
風鈴作りは、ほぼ全ての工程が手作業。職人が真鍮を鋳型に流し込み、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。
デザインによって音色が変わるのに加え、同じデザインでも微妙に個体差があります。楽器ではないので、あえてそのまま。手仕事ならではの味わいを楽しめます。
当店でご用意したのは3タイプ。

ホルン
天使が手に持っているラッパのような形の「ホルン」は、もともと音色の美しいハンドベルとして作られたもの。のちに風鈴にアレンジされました。
ろくろを使って成型されたシルエットは、和の雰囲気だけでなく洋室にもよく似合います。

へいりん
その名前のとおり平らな形をしている「へいりん」。平面的な風鈴って、よく考えると見たことない。「一体どんな音が鳴るんだろう?」と気になってしまうという人も少なくないはず。
不思議な形の風鈴は、ひとたび風が吹けばまるでトライアングルを軽く鳴らしたようなクリアな音色を奏でます。

rin
「rin」という名前は、真鍮ならではの「凛」とした音色に由来。デザイナーの安次富隆氏と能作とのコラボレーションによって誕生しました。
試行錯誤を重ねて作られたという、水滴をイメージした滑らかなデザイン。ひとつひとつに丁寧なミラー仕上げが施されており、素材の美しさを存分に味わうことができます。
古くて新しくてかっこいい
真摯なものづくりを極める能作の技術と、瑞々しい感覚を持ったデザイナーたちの融合によって生まれた風鈴は、
和のアイテムとはいえ、どんなテイストにも馴染みます。
日本のものづくりの素材の特性を考えぬいてつくられた、ずっと見ていても飽きのこない佇まい。
海外の友人への手土産として人気なのも頷けます。

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